クオリティ株式会社様
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IT資産管理ソフトの開発でトップシェアを誇るクオリティ株式会社(本社・東京)。その研究開発センターとしてソフトウェアの開発、テストを行っているのが、株式会社エスアールアイだ。会社の所在地は和歌山県白浜。両社間は700km以上離れているものの、コミュニケーションギャップはまったく生じていないという。その秘けつはテレビ会議システムVisual Nexus®をフルに活用している企業ならではの一歩進んだオフィスコミュニケーションであった。エスアールアイで情報システム室 リーダーを務める佐々木哲氏にVisual Nexusの魅力と活用メリットをたずねた。
3拠点間で込み入った開発会議がスムーズにできる

株式会社エスアールアイ
(クオリティ株式会社グループ)
情報システム室 リーダー
佐々木 哲氏
「音声の良さが何よりの魅力。Visual Nexusは当社にとってもはやなくてはならない通信インフラになっています」
和歌山県の中でも風光明媚で有名な観光地、白浜にあるエスアールアイ。「ソフトウェアの開発環境は自然に恵まれたところでなければならない」というクオリティグループの代表 浦聖治社長の発想によって設立された。社屋からは青く美しい海を一望できる絶好のロケーションだ。ここでは約30名に上るスタッフがソフトウェアの開発に従事している。
景勝地として知られる白浜だが、ビジネス拠点としては交通が不便なのは否めない。ソフトウェア開発は開発や企画、営業などが頻繁に会議を重ねながらプロジェクトを進めていく必要がある。そこで開発業務に支障がないのか大いに疑問だが、佐々木氏によると「遠隔地だからというギャップはほとんどないし、環境の良さから開発スタッフのモチベーションは高く、むしろ開発がスムーズに進んでいる」とのこと。
遠隔地のコミュニケーションを可能にしている秘けつがVisual Nexusだ。「当社では業務時間内は必ずといってよいほど社員のだれかが利用しています。東京にあるクオリティ本社との2拠点間での利用のほか、名古屋や大阪の支店を交えた3拠点間でも、頻繁に利用しています。当グループは中国や米国にも拠点があるため、海外拠点と接続して、利用することも多いですね」
利用形態としては3拠点間での接続が一番多く、朝礼などの場面では4拠点間で接続することもある。会議に参加する人数は多いときで10名近くになることもあるが、会話が混乱することはまったくないそうだ。「電話会議システムの時代は参加人数が多いと、だれが話をしているのか分からないといった不都合が頻繁にありました。Visual Nexusを導入して、そうした問題は一気に解消しています」
何百キロ離れていても目の前にいるような感覚で話せる
導入による思いがけないメリットは「相手との心理的な距離が縮まること」と佐々木氏は指摘する。「利用したいときに気軽に使える。だからこそ、相手とのコミュニケーションがスムーズにできるのです。時にはリラックスした気分で話ができるし、突っ込んだ本音の話もできます」
テレビ会議というと、わざわざ時間を指定して物々しく行うというイメージがあるが、同社では急を要する確認事項の、ちょっとした刷り合わせ等にも利用している。「ソフトウェア開発過程ではデバッグの責任者を今すぐに呼び出したいといったことが頻繁にあります。こんなときに素早く利用できるVisual Nexusは本当に重宝します。お互い何百キロも離れていても、まるで目の前にいるような感覚ですね」
最近では、パソコンにカメラを搭載し、インターネットを利用したビデオチャットシステムが広まっているが、「コミュニケーションの密度ということでは Visual Nexusの方がはるかに濃く、時間のムダがない」と佐々木氏は言い切る。「何より会議としての緊迫感がありますし、物事を一つひとつ確認できるメリットは大きいですね。また、だれもが素早く使えることを想定して、ヘッドセット不要のハンズフリーにこだわりました。これも大きなメリットです」
同社ではこれまで拠点間のコミュニケーションを図るためのツールを試行錯誤してきた。電話会議システムもその一つ。しかし、相手の表情や現場の雰囲気が伝わらないため、意思疎通に困ることが多かったそうだ。その後、ASPベースのテレビ会議システムをテスト的に導入。「これにもずいぶんとてこずりました。 3拠点間で利用すると、音声の遅延が大きくなったり、エコーで悩んだり、音声が途中で途切れたり……結局、社員はほとんど利用しませんでしたね」
テレビ会議システムは重要な意思決定の場で使えることが大切

観光地、白浜の絶景ポイントに立つエスアールアイの社屋。恵まれた開発環境の中で優れたソフトウェアが生まれている。
テレビ会議システムの導入にあたって求められた仕様は、多拠点間での利用が可能なこと。ハンズフリーであること。音声エコーが発生しないこと。導入コストが利用メリットに見合うこと。既存のシステムに不満を抱いていた佐々木氏はこの仕様に沿って独自に情報を収集した。しかし、ほとんどのシステムは二極化していて、どっちつかずのものが多かったという。「低価格であっても実用に向かないか、実用に適していても1000万円を超えていてとても手が出せないかのどちらかでした」
そんなときに出会ったのがVisual Nexusだ。東京・虎ノ門のOKIショールームで初めてVisual Nexusのデモを見学したときの衝撃は今でも忘れないそうだ。「とにかく音が良くて驚きました。デモ用に何か細工をしているのではと疑いたくなるほど。これこそ自分たちが求めていたシステムだと直感しました」
佐々木氏はすぐさま社内の役員会でデモを開催。社長をはじめ、役員全員が性能の良さに納得し、導入を即決した。「特に米国・シアトルにいる役員が『ベリーナイス!』と絶賛していましたね。これまで日米間のテレビ会議でストレスがたまっていたようです」
導入したことの一番のメリットとして「役員会など重要な意思決定でも使える」ことを挙げる。「会議とは尽きるところ経営における意思決定の場。いわば会社の運命を決める場ですから、会議参加者の意思が明確に伝わらないと意味がありません。その点、Visual Nexusは安心して利用できます。多忙な役員が会議のたびに出張を強いられることがなくなりました」
導入後のサポートにも佐々木氏は満足の表情だ。「システムそのものも優れていますが、サポートについても安心できます。こちらの細かい要望にきちんと対応してくれますし…。中小のベンダーだと先々が心配になりますが、OKIの総合力は信頼できます」
電話や電子メールと同様の通信インフラとして定着
2006年秋、クオリティグループは事業拡大を受けて組織を変更。それにともないVisual Nexusの利用頻度はさらに増したという。「当社では電話や電子メールと同様、通信インフラとしてすっかり定着しましたね。活用の幅も広がりました。東京都内の協力会社のスタッフを東京本社に呼んで、白浜の開発スタッフと会議をするといった活用もしていて便利です。また、人事部が採用活動で面接に使うなど、利用する社内の部門は開発部門にとどまりません。通信ログを確認すると、今では社内のほとんどすべての部門が使っていますよ」
利用者数の増加に対応するため、同社ではVisual Nexusの利用ライセンス数を増やすことを検討中だそうだ。また、海外拠点との通信機能を強化することも課題。「こちらは海外の通信回線の品質に課題があり、現在増強を検討中です。今後はアプリケーションデータ共有機能の活用などを通じて、映像・音声・情報の融合をめざしていきます」
ビジネスのグローバル化が進む中、企業にとって遠隔地とのコミュニケーションのあり方が大きな課題となっている。その点、エスアールアイにおける Visual Nexusの活用は注目に値する。単にテレビ会議システムを使用しているというだけではなく、オフィスコミュニケーションの新たなスタイルを指し示しているといえよう。
佐々木氏が指摘するテレビ会議システムの必須仕様
- 多拠点間で利用ができること
- ハンズフリーで会話ができること
- 音声エコーが発生しないこと
- 利用メリットに見合う導入コスト
佐々木氏によるVisual Nexusの評価ポイント
- クリアな音声
- 手ごろな価格帯
- VoIPとの連携ができる(端末の制限がない)
Visual Nexusの導入までの経緯
- 2004年
- 電話会議システムを導入。音声の遅延があり、会話するのに苦労。
- 2004年春
- ASP型のテレビ会議システムを導入。音声エコーがひどく、結局使い物にならず。
- 2005年夏
- OKIショールームでVisual Nexusのデモを見学し、音の良さに衝撃を受ける。即、導入の稟議を社内に回す。
- 2005年秋
- Visual Nexusを導入。早速利用する人が相次いだ。
- 2006年冬
- 国内の拠点間および海外の拠点とのテレビ会議システムの利用度が大幅にアップ。逆に拠点間の出張回数が大幅に減少。今では重要な通信インフラに。
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